月桂樹酒
月桂樹(ローレル)
月桂樹はローレル、ローリエ、ベイリーフとも呼ばれ、葉は料理に欠かせない香辛料です。地中海原産のクスノキ科常緑高木ですが、鉢植えや庭木としても栽培されています。スパイスとしては爽やかな香りと多少の苦みがあり、カレーやシチューなどの煮込み料理には本当に欠くことのできないものです。煮込み料理以外にもマリネやピクルスなどに使われることもあります。
一般的に香辛料として流通しているものは乾燥葉で、パウダー状のものも多く用いられていますが、リキュールではパウダーではなくそのまま乾燥させた葉を漬け込みます。
腹痛、健胃、疲労回復、精神安定、新陳代謝、食欲増進、美容など広範囲に効能があるといわれています。
また、青い葉をつないで冠にした月桂冠は古代地中海地域の勝者に贈る冠として有名ですね。現在もオリンピックの優勝者には月桂冠が贈られています。
材料
月桂樹の葉(ローレル) | 2グラム |
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35度焼酎甲類(ホワイトリカー(1)) | 200ml ※200ml容量の容器を使用する場合の分量です。使用する容器の容量によって分量は可変させて下さい。 |
作り方
- 葉は洗わずに布などで軽く拭い、ほこり等を落とします。
- そのまま容器に入れ、ホワイトリカーを注ぎ、漬け込みます。
- 3ヶ月後ぐらいから飲めるようになりますが、熟成期間は長いほど上質なリキュールになります。
- ワンポイントアドバイス
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- 大きめで傷などの少ない葉を選んで漬け込んでください。
- おいしい飲み方・使い方
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- 1回に7~10ccぐらいの少量を食前酒やナイトキャップとしてお楽しみください。
- 煮込み料理などの隠し味として使ってみてください。