

キンシンサイ酒

キンシンサイ
キンシンサイは漢字では金針菜と書きます。ユリ科のシナ萱草(カンゾウ)の開花直前の花蕾を採取して乾燥させたものです。中国では古くから揚子江流域で栽培され、料理の食材として親しまれてきました。先が尖っていて金色をしていることから、この名前がついたようです。
ビタミンCやベータカロチン、鉄分をはじめ各種のミネラル類がバランスよく含まれており、解熱作用の他、疲労回復、強壮、利尿、健胃整腸などに効能があるといわれています。 中国の古書でも、金針菜を常食すると健康になるということで「忘憂菜」といわれた程です。
乾燥ものはアメ色をしたものが上等といわれており、漢方薬店や百貨店で入手することが可能です。
材料
キンシンサイ | 50グラム |
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35度焼酎甲類(ホワイトリカー(1)) | 450ml ※500ml容量の容器を使用する場合の分量です。 使用する容器の容量によって分量は可変させて下さい。 |
作り方
- 乾燥もののキンシンサイはそのまま保存瓶に入れます。
- 上からホワイトリカーを注ぎ、漬け込みます。
- 2ヶ月以上熟成させるとおいしくいただけるようになります。
- ワンポイントアドバイス
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- 生花の場合は、さっと水洗いをして、よく水気を切ってください。
- おいしい飲み方・使い方
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- そのままでも薬用酒としてお楽しみいただけますが、オレンジ系のリキュールとブレンドして
お湯割りカクテルとしてもお楽しみいただけます。風邪で熱がある時などによさそうですね。 - 煮込み料理等のかくし味としても広くお使いいただけます。
- そのままでも薬用酒としてお楽しみいただけますが、オレンジ系のリキュールとブレンドして