

ベニバナ酒

ベニバナ
山形県の県花として有名なベニバナは、紅花とも書かれ、古くから赤の染料や紅の原料として用いられていました。
また別名も多く、スエツムハナ(末摘花)やサフラワーとも呼ばれています。
(末摘花という名前は源氏物語にも女性の名前として登場しますね)
菊科の一年草または越年草で、その花は黄色から赤へ色を変えます。
花は染料の他に月経不順の薬としても用いられており、リノール酸に富む種子はベニバナ油(サフラワー油)として広く食用油として愛用されています。
花の薬効では他にコレステロール除去、動脈硬化予防や滋養強壮にもよいといわれています。
薬用酒として漬け込むのは花を乾燥させたもので、これは1年中手に入ります。
材料
容量の小さな保存瓶(250mlぐらい)を使用します。
ベニバナ | 10グラム |
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35度焼酎甲類(ホワイトリカー(1)) | 220ml |
作り方
- 乾燥ベニバナは混ざりものやゴミなどをきちんと取り除き、そのまま漬けてください。(洗う必要はありません)
- 漬け込んだ後すぐにお酒にはきれいな赤色がつきますが、最低でも1ヶ月は置いてください。
- 水分を吸ってベニバナがふくらんだら、大きめの保存瓶に移しかえて焼酎(リカー)を少し足してみてください。
- おいしい飲み方
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- 飲む時は少量ずつ(目安:大さじ1杯)お飲みください。