

とうがらし酒

とうがらし
中南米が原産であるとうがらしは、7千年前の遺跡からも出土されており、香辛料の中でも古くからあったものとされています。15世紀末、コロンブスによりヨーロッパに伝えられ、その後香辛料として、タバスコ、カイエンヌペッパー、七味とうがらしなど世界中の香辛料の原料に使用されるようになりました。
カロチン、カプサイシン、ビタミンC、Bが豊富で辛味成分でもあるカプサイシンは消化を助け、胃腸の働きを高めます。また、血行を促し、身体を温める作用があります。強力な鎮痛作用も持ち、頭痛や関節痛、リウマチなの痛みなどにも効果があるといわれています。
材料
とうがらし(タカのつめ、乾燥したもの) | 30本 |
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35度焼酎甲類(ホワイトリカー(1)) | 1.8リットル |
作り方
- とうがらしは、濡れ布巾で軽く汚れをふきとっておきます。
- とうがらしを密封容器に入れ、焼酎甲類を加えて漬け込みます。
- 約1ヵ月ほどで飲めるようになりますが、熟成には3ヵ月以上かかります。
とうがらしは6ヵ月ほどで引き上げてもかまいません。黄色の混ざった琥珀色のお酒に仕上がります。