橙(だいだい)酒
さわやかな香りの果実酒
お正月の縁起物としてお飾りに用いられる橙は、日本では料理の食酢として、また漬物の発色の原料としても古くから親しまれてきました。原産地はインドで、12~1月がシーズンです。『橙(だいだい)』という字は、古くは「代々」を表わし、実が成熟しても落果しにくく、緑色と黄色の新旧代々の果実が同一の樹に見られることに由来しています。親子代々、子孫繁栄にあやかってつけられたようです。
さわやかな香りと酸味の橙は、ビタミンB1、B2、Cなどが含まれていて、食欲不振、消化不良、胃炎、カゼ、肌荒れなどに効果があるといわれています。
材料
橙(だいだい) | 1600グラム |
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橙の皮 | 180グラム |
35度 焼酎甲類(ホワイトリカー(1)) | 1.8リットル |
作り方
- 橙をきれいに洗い、しっかりと水気を切ります。
- 橙は丸いまま皮をむき、白皮や種がついた状態のままビンに入れやすい大きさに切り分けます。
- 容器に2を入れ、香り付けのために皮も少々入れて、ホワイトリカーを注ぎます。
- 約2週間くらいで飲めるようになりますが、熟成には3ヶ月ほどかかります。
※皮は10日間ほどで引上げます。
※また果実酒にオリがでてきたら、果実を引上げてお酒をこしてください。お酒だけでさらに熟成をつづけるとよりまろやかなお酒に仕上がります。