ナシ酒
熟成が長いほど美味しくなる
ナシは日本ナシ、西洋ナシ、中国ナシの3つのグループに大きく分けられますが、ここでご紹介するのは日本ナシ(和梨)です。4月ごろ白い可憐な花を咲かせ、8月から10月にかけていろいろな種類が店頭に並ぶナシ。「二十世紀」「長十郎」「幸水」「新水」「新高」「豊水」...など品種が非常に豊富です。
果肉はほとんどが水分といってよく(84~88%)、他にカリウムの含有も多いため、体内の代謝作用には好都合な果実で、利尿にもよいといわれています。ナシのことを「有りの実」と呼ぶことがありますが、これは「無し」につながる忌み言葉からきています。
材料
ナシ | 800グラムぐらい |
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35度 焼酎甲類(ホワイトリカー(1)) | 1.8リットル |
作り方
- 果実は水洗いした後、水気をよく拭き取ります。
- 適当な大きさ(各1/4個程度。小さな容器を使う場合は1/8ぐらい)に切り分けます。
皮や種を取り除く必要はありません。 - そのまま容器に入れ、ホワイトリカーを注ぎます。
- 2週間後ぐらいから飲めるようにはなりますが、3~6ヶ月ぐらいは熟成したほうが美味しくなりますし、更に1年以上など長期熟成をさせると、より美味しく良質なリキュールになります。
おいしい飲み方
そのまま飲んでも美味しくいただけますが、炭酸水とレモン汁、ガムシロップをブレンドすれば食前酒として楽しむことができます。