アボカド酒

森のバターがリキュールに
メキシコからアンデスを経て南アメリカ中部に至る熱帯アメリカは重要な果実の原生地で、アボカドもここに源を発しています。アボカド栽培の歴史は非常に古く5000年前といわれています。クスノキ科の常緑高木で、果皮は厚く一見ゴツゴツした感じですが、果肉は熟すと黄緑色から黄色になり、やわらかく、ねっとりとした食感があります。ミネラルとビタミンを豊富に含み、脂質が特に多いことから「森のバター」と呼ばれています。
甘みがないのでサラダなどによく用いられ、マグロなどの魚介との相性は抜群です。
メキシコやアメリカから1年中を通して輸入されていますので、いつでも入手が可能です。
材料
アボカド | 800グラムぐらい |
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35度 焼酎甲類(ホワイトリカー(1)) | 1.8リットル |
作り方
- 果実は水でよく洗い、水気を拭いた後に縦に2つに切ります。
(中心の大きな種の所まできっちり包丁を入れ実を回すようにして2つに切ります) - そのまま容器に入れ、ホワイトリカーを注ぎます。
- 1ヶ月ぐらいする飲めるようにはなりますが、長く熟成させるとますます美味し いリキュールになります。
ワンポイントアドバイス
果実はほどよく熟した傷のないものを選んでください。
果肉が柔らかいので、しばらくすると漬け込んだお酒が濁ってくることがあります。
このような場合は実を引き上げお酒をキッチンペーパーでこして、そのまま熟成を続けてください。