お酒との上手な付き合い方お酒との上手な付き合い方

青とうがらし酒(唐辛子)

青とうがらし(唐辛子)

夏真っ盛りの7~9月が青とうがらしの旬の時期です。一般にトウガラシと言われているものは「鷹の爪」のこと。赤い果実を乾燥させ一味や七味として使われています。辛味が最も強いのが特長です。
一方、青トウガラシは「伏見辛」といって「鷹の爪」と比べると辛味はやや少なく、葉を葉トウガラシ、身は未熟果の緑色のまま青トウガラシとして使われています。
とうがらしの辛味成分は「カプサイシン」といい、これは血液の循環を良くし、冷え性を改善し、身体をぽかぽか温めてくれます。また、胃液の分泌を良くし、たんぱく質の消化を促進させる働きがあるといわれています。その他、カロチン、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、亜鉛など多くの栄養素を備えている食材です。

材料

青唐辛子 180グラム
35度焼酎甲類(ホワイトリカー(1)) 1.8リットル

作り方

  1. 青唐辛子は、ふきんなどで軽く拭いてから容器に入れます。(特に汚れていなければ水洗いすることありません。)
  2. 1にホワイトリカー(1)を注ぎ漬け込みます。
  3. 漬け込んで3日目からスープのかくし味や漬物の辛味調味料として使用することができますが、さらに3ヶ月ほど熟成させると味のよいリキュールができあがります。

素材はとくに引き上げたりせずにそのまま漬け込んでおいてかまいませんが、途中で引き上げて料理に(例えば、きんぴらごぼうに細かく刻んで入れるなど)利用することもできます。

おいしい飲み方・使い方
  • 一回に飲む分量の目安としては、7~10cc程度が適当でしょう。
  • ストレートで飲みにくい場合は、お好みのカンキツ系の果実酒とブレンドすると飲みやすくなります。
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